2008年1月28日

各国の電磁波対策

各国の電磁波対策
他の国ではどんな対策があるのでしょうか。調べてみました。

【アメリカ】
州ごとに磁界の規制がある。
磁場については4mGの独自規制をするところも増えている。
米国食品医療品局では携帯電話業界に対して電波の曝露を最低限にするように要請。

【ドイツ】
ICNIRPガイドラインを踏まえて、法律に基づく電磁波規制をしています。

【イギリス】
93年に英国放射線防護評議会が示した独自のガイドラインに基づいて対応しています。
16才未満の子どもには携帯電話の使用を控えるように勧告しています。

【フランス】
16歳未満の子どもは携帯電話の使用を控え、イヤホンの使用によって頭部に密着させるのを防ぐように、そしてその際も妊産婦は携帯電話本体を腹部から離すように勧告しています。

【スウェーデン】
2~3mGを目安に小学校、幼稚園近辺の鉄塔の撤去や移転、住宅密集地近くの送電線の撤去などを地域の中で行っています。

【スイス】
規制値以外に住宅、病院、学校などのとくに防護が必要な場所においては磁界の規制値を設定しています。

【イタリア】
幼稚園、小学校などで2mGに規制しています。

【日本】
通信・放送施設から出る高周波の電波については防護指針、法的規制があります。
超低周波の磁界の強さの規制はありません。
これは先進国でめずらしいです。

私の周囲の人々も電磁波に関しては無関心な人が多いのですが、日本では電磁波についての規制がないために知らないのですね。